快傑ズバット40周年について

1977年2月、強烈なインパクトをもった特撮テレビドラマ『快傑ズバット』という作品が放送されてから、2017年で40年にあたります。『仮面ライダー』『メタルヒーロー』『スーパー戦隊』のようなシリーズものではないのですが、熱烈なファンはいます。
主演を務めたのはヒーローものの役者としては相当に有名な宮内洋さんで、この人でなければ主役の早川健は演じられなかった、とスタッフさんたちが口を揃えて言っています。
テンガロンハットのカウボーイスタイル、ギターを背負っての登場、と独特のファッションに、敵の組織のボスの口調を真似てからかう、などといったキャラクターは一目見たら忘れられません。
「ミーは金バッジ退治のエースなのさ」「ボクちゃんの勝ちね」など、今のヒーロー役者にはちょっと演じられないような気障さがたとえようもないほど似合ってしまうのですから、ヒーローものに対して、宮内洋さんは不世出の役者さんだな、と改めて思います。