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第1反抗期

第1反抗期とは、発達段階(幼児期)においての用語で、周囲の環境に対する反抗が著しくなる時期で、幼児期における、自我の芽生えとも考えられるもの。乳児期の、母親を中心とした共生的関係から、2~3歳にかけての自律への第一歩。自分には独自の意思や感情があり、親とは異なる存在であるという意識が強くなり、親が何を言っても拒否したり反対の事をしたり、わざと悪い事をしたりするようになる。発達の力の表れでもあり、この時期の欠如が、将来的に意思薄弱・自己の弱さといった形で、思春期に問題になることが多いのである。

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ギャング・エイジ

ギャング・エイジとは、発達段階(児童期)においての用語で、児童期の中期から後期にかけて、遊びを中心にして形成される凝集性の高い集団のことである。4~5人から8人程度の同性の集団成員からなり、きわめて閉鎖性が高い。役割分担、成員だけに通じる約束やルールが存在し、この中で「われわれ意識」が形成される。後の青年期において 親友を形成する基盤となるものであり、また社会的知識や技能を獲得する機会を提供するものでもある。

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具体的操作期

具体的操作期とは、発達段階(児童期)においての用語で、ピアジェ,Jの発達区分によるもの。6歳前後から11歳前後にかけての知的発達を特徴づけるもののこと。前操作期までに生じた思考活動に、可逆性(否定と逆)や相補性が加わり、実際の事物を対象にした分類・順序づけ・対応づけに必要な一群の操作(群生体とよぶ)が発達する。7~8歳頃には長さ・物質量・数などの保存の概念が生じ、9~10歳を過ぎると面積や重さなどの保存の概念を持つようになり、やがて形式操作の基礎を形成するものとなるのである。

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脱中心化

脱中心化とは、発達段階(児童期)においての用語で、前操作期から操作期への移行を特徴づけるもので、自己中心性を脱することを意味する。具体的には、対象に対して知覚情報に基づくひとつの次元・視点に限定されていた思考が、操作期に変換できるようになり、複数の次元の組み合わせ、複数の視点をとること、保存性の概念の理解をも可能になる。言葉や思考も、自己中心言語から社会的言語へ、同時に主観的な思考から客観的思考へと移行し、道徳性についても、他律的なものから集団の中でのルール作りといった自律化の傾向が生まれてくるのである。

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保存性

保存性とは、発達段階(児童期)においての用語で、対象の形や状態を変えても、ある次元の属性は変わらないという概念のこと。操作期の中心的概念となるものである。知覚的外観にとらわれている自己中心的な前操作期においては、液体を他の容器に移し替えただけで量も変化すると考えたりして、移し変えの操作を形の変化と切り離して独立に 考えることが出来ない。これに対し、7~8歳になると、もとにもどせば同じ状態になることが理解されるようになり、合成性・可逆性・結合性・同一性の論理操作が、数・利用・長さ・重さといった具体的な物理特性において、それぞれ時期は異なり(デカラージュ)ながらも可能となってくる。

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勤勉性/劣等感

勤勉性/劣等感とは、発達段階(児童期)においての用語で、エリクソン,E.H.が、心理社会的発達段階における学童期の課題として提示したもの。勤勉性は、社会における技術や道具の使用などに関する、外の世界に向かって集団の中で発揮される知的技能のこと。他者と比較することにより、確証されていくもので、有能感や自信を育むものである。逆にこの課題に失敗することは、劣等感を生み出すことになる。勤勉性と劣等感は、課題の達成に成功・失敗で二分されるものではなく、それ以前の発達課題を元にして、両者がバランスをとりながら、適切な社会的自己を形成していくものである。

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形式的操作期

形式的操作期とは、発達段階(青年期)においての用語で、ピアジェ,Jにより提唱された、11~12歳から14~15歳にかけての知的発達の段階のこと。前段階である具体的操作期に、実際の事物についての論理操作において可逆性と相補性による操作群が形成されていたのに加え、抽象的な記号を使って、仮説演繹的に、命題間にINRC群の操作(同一性変換・逆変換・相補変換・相関変換)を加えることができるようになる。このように、現実をひとつの可能態・命題の組み合わせとして反省的に捉えることが可能となる時期である。

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自己意識

自己意識とは、発達段階(青年期)においての用語で、これまで主として外界に向けられてきた目が、自分自身に向けられるようになり、それまで気づかなかった自分の存在を、自ら意識するようになること。抽象的思考が可能となる形式操作の段階に入ると、目に見えない自分の内面について思考できるようになり、行動や意識の主体としての自分と客体としての自分が分離されていく。自尊感情を中心とした様々な情緒体験、また友人関係を基礎として、特に急激な身体的発達により自分の身体に関心が向けられることが契機となり、社会的自我に目覚めていくこととなる。

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思春期

思春期とは、発達段階(青年期)においての用語で、児童期から青年期への移行が行われる11~13歳の青年前期で、成熟・発毛する時期という意味を持ち、ことに第2次性徴が出現する時期のことである。個人差が大きく、家族への感情・自己意識により大きく影響を受ける。また大人へ近づくことの自信と羞恥心といった感情が、ジェンダー意識に影響する。心理的にも、児童期の外向的・合理的・社会的傾向から、自己に目を向ける内向的・思索的・非社交的傾向が始まり、心理的離乳や、第2次反抗期をもたらすのである。

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心理的離乳

心理的離乳とは、発達段階(青年期)においての用語で、ホリングワース,L.S.の提唱した概念である。青年期になり、それまでの両親への依存から離脱し、一人前の人間としての自我を確立しようとする心の動きのこと。第2反抗期とも言われ、親との葛藤・親への反抗といった強い分離不安を伴うもので、精神的に不安定になりやすい。甘えの雰囲気の強い家庭では、様々な家族問題を引き起こしたりするが、同じ苦悩を共有する友人との相互依存関係を通して、漸次的に克服されていくのである。

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