第1反抗期

第1反抗期とは、発達段階(幼児期)においての用語で、周囲の環境に対する反抗が著しくなる時期で、幼児期における、自我の芽生えとも考えられるもの。乳児期の、母親を中心とした共生的関係から、2~3歳にかけての自律への第一歩。自分には独自の意思や感情があり、親とは異なる存在であるという意識が強くなり、親が何を言っても拒否したり反対の事をしたり、わざと悪い事をしたりするようになる。発達の力の表れでもあり、この時期の欠如が、将来的に意思薄弱・自己の弱さといった形で、思春期に問題になることが多いのである。