内言
内言とは、人間の発話レベルを二つに分けた、ヴィゴツキー,L.S.の用語である。音声を伴わない内面化された思考の道具としての内的言語のこと。述語中心の構造を取り、圧縮・省略が多く、単語同士が非文法的に結合している。
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内言とは、人間の発話レベルを二つに分けた、ヴィゴツキー,L.S.の用語である。音声を伴わない内面化された思考の道具としての内的言語のこと。述語中心の構造を取り、圧縮・省略が多く、単語同士が非文法的に結合している。
Continue reading...外言とは、人間の発話レベルをふたつに分けた、ヴィゴツキー,L.S.の用語である。通常の音声を伴う伝達の道具としての社会的言語のこと。主語中心の構造を取り、文法的に整合性を持つという特徴を持っている。
Continue reading...認知スタイルとは、認知的課題の処理形式における個性のこと。人間を、外界からの情報を受動的に知覚処理するものとしてでなく、独自に必要に応じて変換や操作を加えて、意味を見出して行動するものであるとする視点から生まれたもの。知覚・記憶・思考といった知的過程から人格過程に至るものまで、個人差を対象として研究される。具体的には、記憶内容の変容過程における強調化/水準化、ケイガンによる熟慮型/衝動型、ウィトキンによる場依存/場独立のタイプ分けがなされている。
Continue reading...般化とは、学習実験に用いられる用語で、特殊な規則や特性を一般化させること。古典的条件付けでは、条件刺激と異なる刺激にも同様な反応が生じることで、物理的類似性だけでなく意味的類似性に対しても生じ、条件反応も類似の反応が生じる場合がある。反対は弁別。
Continue reading...弁別とは、学習実験に用いられる用語で、類似した刺激の中からある特定の刺激だけに反応するようになることで、分化とも言われる。等質な全体が個々の特性を持った部分に細分化されること。弁別を確認する為には、般化の範囲を確定することが必要であり、両者が相補的に働いていると言えるものである。
Continue reading...ピグマリオン効果とは、ピグマリオン(彫刻家)が、自ら作った彫像に恋をし苦しんでいるのを、アフロディティが助け、彫像に命を与えたというギリシア神話に因んで、ローゼンソール,R.が命名した用語である。教師が児童・生徒に対して抱く期待が無意識のうちに影響して、将来的な実現効果を持つことを指摘したものでもあり、教師期待効果とも呼ばれている。また一般的な実験状況において、統制外の要因として、実験者の存在が間接的に被験者に影響する実験者効果とも類似しているのである。
Continue reading...ビッグ・ファイブとは、性格特性論において、ゴールドバーグ,L.R.が、オールポート,G.W.以来の研究を統合して、5つの因子にまとめたもののこと。対人関係や外界に対する働きかけによる積極性を示す外向性、対人関係による共感性や思いやりに関わる協調性、仕事面によるセルフコントロールや責任感に関わる誠実性、情動による情緒安定性、知的関心による開放性が指摘されている。それに基づく実証研究も多数されており、文化差・民族差を越えた普遍性を持つものとされている。
Continue reading...プライミング効果とは、手続的記憶のひとつで、先行刺激の受容が、後続刺激の処理に無意識的に促進効果を及ぼすこと。直接プライミングと間接プライミングがある。直接プライミングは、知覚的プライミングと概念的プライミングに分かれる。間接プライミングは、プライム刺激の認知により、テスト刺激の認知を促進させるものである。理論的には、脳内の特定位置の記憶検索が隣接領域の記憶を活性化させるという、コリンズ・ロフタスの活性拡散モデルにより説明されている。
Continue reading...プレグナンツの法則とは、視野に与えられた図形が、全体として、最も単純で最も規則的で安定した秩序ある形にまとまろうとする傾向で、ゲシュタルト心理学の中心概念とされている。ヴェルトハイマーは、「よい形態の法則」と呼び、具体的には、近接・類同・共通運命・閉合・よい連続・よい形・客観的態度の要因など群化・体制化の法則に従う。
Continue reading...文脈効果とは、刺激の知覚過程いおいて、前後の刺激の影響で、対象となる刺激の知覚が変化する現象のこと。本来、語や文の理解にとって、文脈の持つ統語的・語用論的曖昧さを減少させる効果を指すものであったのが、知覚一般に拡張された概念。ヘルソンは、有機体にとって、過去・現在すべての刺激が総体化されることで、ある刺激の順応水準が決定され、同化・対比といった文脈効果が生じるとしている。
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