ビッグ・ファイブ

ビッグ・ファイブとは、性格特性論において、ゴールドバーグ,L.R.が、オールポート,G.W.以来の研究を統合して、5つの因子にまとめたもののこと。対人関係や外界に対する働きかけによる積極性を示す外向性、対人関係による共感性や思いやりに関わる協調性、仕事面によるセルフコントロールや責任感に関わる誠実性、情動による情緒安定性、知的関心による開放性が指摘されている。それに基づく実証研究も多数されており、文化差・民族差を越えた普遍性を持つものとされている。