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自己開示

自己開示とは、「他者に対して、言語を介して伝達される自分自身に関する情報及びその伝達行為」と定義付けされている。他者と親しく情報や感情を共有しようとし、親密性を高める有効な方法となる。また開示者の個人的な動機づけだけではなく、被開示者との関係の中で開示の程度が決定される。すなわち親密性が高くなればなる程、伝達される情報は、表面的ではない内面性の高いものとなるのである。

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自己効力感

自己効力感とは、バンデューラ,Aの提唱した概念。「ある課題を自分の力で効果的に処理できるという信念」で、自信や自尊心のもとになるもの。発生起源は、成功体験といった熟達の経験、代理学習による社会的モデリング、暗示や勧告などの社会的説得、不安や恐怖の低減などの生理的状態である。内発的動機づけを高めることがやる気の元になり、その逆の効果は無気力を生じさせることになる。

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自尊心

自尊心とは、自己に対する評価、つまり自信の上位概念であり、時間的に変化しにくい認知である。自尊心・自己評価とも言い、例えば自分の価値や能力観を指すもの。肯定的に評価していれば自尊感情が高く、否定的に評価していれば自尊感情が低い。一般に 人間は、自尊心を高く維持する、あるいは高揚するよう動機づけられているとされており、広範な人間行動を説明する様々な理論の基礎となっているのである。また、極端に低い自尊心は、心理学的障害の可能性を示唆するものとみなされ、特にうつ病に特徴的である。

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社会構成主義

社会構成主義とは、主に社会学・社会心理学の領域において、「我コミュニケーションする、ゆえに我あり」を格率として、デカルト以来の近代的な知の批判・反省として提唱されてきたもので、臨床心理学的には、回想法・家族療法、ナラティブ・セラピーにつながるものである。客観的かつ絶対的な物事の存在を前提とせず、差別・人権問題と いった具体的な問題に答えようとしており、われわれが生きる現実は、われわれの相互の交流を通して社会的に構成されるものである、とする立場を採っているのである。

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社会的学習

社会的学習は、「社会的行動の学習」と「社会の中での学習」のふたつを指す。「社会的行動の学習」とは、社会的習慣や社会的態度といった、社会の中で見られる社会的性格を持つ行動が、学習されること。また、「社会の中での学習」とは、社会の中での対人関係に基づいて学習されるもの、すなわちある行動が他者の行動や態度を観察することにより習得されるという学習方法や機制を強調したもののことである。

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社会的ジレンマ

社会的ジレンマとは、個人と集団、もしくは社会全体との利害葛藤の構造のこと。つまり、個々人の合理的な選択や行動が、集団や社会全体の観点から見ると望ましくない結果をもたらすという、大きな集団で見られる相互依存関係。代表的なものに囚人のジレンマがあり、相手の行動により最適な行動が左右されることになるのである。また、共同作業では、人数が増えるに従ってひとり当たりの作業量が減少する社会的手抜きの問題の指摘されている。

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社会的促進

社会的促進とは、オールポート,F.H.により提唱された概念。多数の人が集団内で同様の作業を行うという状況下では、作業が促進され作業量が増大するというもの。見物者や共同行動者の存在により動機づけられるという、見物効果や共同作業の場合の共行動効果だけでなく、評価的な他者の存在・自己提示の動機などに左右されるものである。他者の存在が負の効果を持つ場合は、社会的抑制と呼ばれ、それには傍観者効果・社会的手抜きなどがあげられる。

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集団規範

集団規範とは、集団を目的達成に向かわせる枠組みとして、成員に共通する判断の基準や思考様式が用意されなければならない為、集団内において大多数の成員が共有する判断の枠組や思考様式のこと。その生成過程は、集団の持つ同調性・凝集性をもとに成員間の相互作用の中で生み出され、規範化されることで改めて集団の魅力・集団圧力を高めることになり、集団の成長と重なるものである。また個人的な意思決定においても、準拠集団として規範的機能が重視されているのである。

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集団極性化

集団極性化とは、個々人の当初の判断や行動傾向・感情などが、集団での様々なやりとりを通して集団過程の中で強まる傾向のこと。集団決定においては、集団討議を経ることにより、リスキー・シフト、コーシャス・シフトを引き起こす。これらは、最初の意思決定・判断が、他者の意見を聴くことによる情報的影響や他者の存在により自己をより良く見せようとする社会的比較の要因により、増幅されたものと考えられている。

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周辺人

周辺人とは、レヴィン,K.の用語で、今まで所属していた社会集団から新しい集団に移動する場合に、いずれの集団にも完全には所属しておらず、部分的に以前の集団の成員性格を残し、他方新しい集団の成員性格を持っているもののこと。青年は、大人と子供の世界との中間に位置し、社会的に不安定な周辺人の性格を持つものであり、混血児は、人種的に中間であるだけでなく文化的にも周辺人的性格を持ち、スティグマを形成するときもある。

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