周辺人

周辺人とは、レヴィン,K.の用語で、今まで所属していた社会集団から新しい集団に移動する場合に、いずれの集団にも完全には所属しておらず、部分的に以前の集団の成員性格を残し、他方新しい集団の成員性格を持っているもののこと。青年は、大人と子供の世界との中間に位置し、社会的に不安定な周辺人の性格を持つものであり、混血児は、人種的に中間であるだけでなく文化的にも周辺人的性格を持ち、スティグマを形成するときもある。