リフレーミング
リフレーミングとは、肯定的意味付けとも呼ばれるもので、クライエントの言動や症状に新しい枠組を付け直すこと。マイクロカウンセリングにおける解釈とほぼ同義とみなされている。リフレーミングの意義は、固定化した一面的な物事の見方に縛られたクライエントや家族に対し、全く違う角度からの視点を提供することで、物事を多面的に見る柔軟性を取り戻させることである。したがって、新たな枠組みが真実かどうかは重要ではない。
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リフレーミングとは、肯定的意味付けとも呼ばれるもので、クライエントの言動や症状に新しい枠組を付け直すこと。マイクロカウンセリングにおける解釈とほぼ同義とみなされている。リフレーミングの意義は、固定化した一面的な物事の見方に縛られたクライエントや家族に対し、全く違う角度からの視点を提供することで、物事を多面的に見る柔軟性を取り戻させることである。したがって、新たな枠組みが真実かどうかは重要ではない。
Continue reading...回想療法とは、レミニッセンス療法とも呼ばれるもので、高齢者の抑うつに対する心理療法のこと。今までの人生を語ってもらい、それを共感的に傾聴するという方法で治療を行う。聴き手は必ずしも臨床の専門家である必要はない。高齢者の抑うつには、アイデンティティの混乱に伴う自己イメージの低下があり、過去を物語ることで自己洞察を深めアイデンティティの再統合をもたらすと考えられているが、本格的な研究が未だなく、はっきりした効果はよくわかっていないのである。
Continue reading...トーキング・スルーとは、自分の体験や感情を、話すことにより表現すること。多くの心理療法やカウンセリングにおいて、自らの内面を言語化することを主要な治療手段としている。うまく表現できない感情や葛藤は、症状化や行動化という形で適応を妨げる。特にトラウマ体験は、あまりにも異質な為に個人の心の中で異物であり続け、いわば消化不良を起こす。自らの体験を言語化することで、消化吸収できる形に噛み砕いていくのである。
Continue reading...ピア・カウンセリングとは、仲間同志によるカウンセリングという意味。元々は、何らかの問題を抱える人(心身障害者・死別経験者など)が、カウンセリングの訓練を受け、共通した問題を抱えるクライエントを援助することを指した。しかしその後イギリスを中心に、小中高校において、生徒がカウンセラーとなり、同級生や下級生を援助するピア・サポートの試みが、いじめ問題や性教育で実績をあげ、新しいカウンセリング形態として注目されている。
Continue reading...エンパワーメントとは、ソーシャル・サポートのひとつ。社会的弱者の立場におかれた個人や集団が、自己主張・自己決定を通して、自らの権利を回復することを目的とした援助過程のこと。従来の社会的弱者への援助は、自力で問題を解決する能力を弱者から 奪うことにつながる危険があるとして、弱者が自らの権利を守る為に必要な情報や精神的支援などの形で援助を行うのが、エンパワーメントである。例としては、子供への教育を通じて、暴力から自分の身を守る能力を獲得させるCAPプログラムがある。
Continue reading...臨床心理学とは、一言で言えば、「人間の理解と援助のための心理学」である。臨床心理学という言葉を初めて使ったのは、1896年、ペンシルバニア大学に世界初の心理学クリニックを開いたウィットマーである。米国心理学会(APA)の定義によると、「臨床心理学は応用心理学のひとつである。測定・分析・観察することによって個人の行動能力と行動特性を明らかにし、またこれらの所見を総合して治療(処置)に結びつけるもの。」とされているのである。
Continue reading...①心理査定―クライエントのパーソナリティ全般(知能・性格含む)を理解する。心理テスト・面接などの技法を用いる。②心理面接―クライエントを心理的に援助する。カウンセリング・心理療法・集団心理療法・家族療法などの技法を用いる。③地域援助―社会システムに心理学的な介入を行うことで、クライエントの精神的不健康からの回復および精神的健康の維持をはかる。以上に加えて、理論的な研究も重要であり、精神医学や教育学・社会学・福祉など他分野との交流が必要不可欠なのである。
Continue reading...臨床の知とは、哲学者である中村雄二郎が提唱した知のあり方。従来の「科学の知」は、客観性・普遍性を重視するあまりに対象から距離を置き、表面的な分析に留まる危険がある。一方「臨床の知」とは、対象との相互作用との中で、主観的・共感的に対象を理解しようとする知のあり方である。サリヴァン,H.S.以降の関与(参加)観察に代表される面接技法や事例研究法は、「臨床の知」としてのアプローチである。
Continue reading...EBMは、「根拠に基づく医療」と訳されるもので、1990年代初頭に提唱される。統計的に実証されたデータを根拠として治療を行うアプローチ。例えば精神分裂病に対しては、精神分析よりも薬物療法の有効性が実証されている。しかしEBMは、普遍性を重視するあまりに患者の固有性を軽視してしまう危険を伴う。一方NBMは、「物語と対話に基づく医療」と訳されるもので、1990年代後半、医療・医学において提唱された概念。新たなパラダイム・シフトをもたらすものと考えられている。NBMは、社会 構成主義的な観点を取り入れたもので患者を理解するために、客観的事実だけでなく、物語として語られる主観的世界をも含めた全体性を重視するアプローチ。
Continue reading...因子分析とは、回帰分析法と並んで、多変量解析の中で最もよく使われる手法のひとつである。もともと、心理学において知能テストの結果から心的能力を発見しようとして考えられた方法。代表的なものとしては、スピアマンの二因子論とサーストンの多因子論がある。
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