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電話カウンセリング

電話カウンセリングとは、電話を媒介とした心理的援助活動のこと。具体的な指導や助言よりも、共感的な傾聴が重視される。治療構造や専門性の面においては、電話カウセリングを心理療法とみなすのは難しい。しかし、時間や距離に制限されないという緊急時の即応性の点においては、危機介入に欠かせない援助法である。コミュニティ心理学においては、電話カウンセリングは、地域精神衛生上、有用な社会資源となる可能性を持つもの。

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パーソナリティ

Allport,G.W.の定義で、パーソナリティとは、個人の中にあって、その人の特徴的な行動と考えとを決定するところの精神身体的体系のダイナミックな組織であるという定義。

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質問紙法

質問紙法とは、パーソナリティ特性や行動傾向などの質問項目に対し、被検者の自己評定により回答させ、その結果を一定の基準で整理・数量化する客観テスト。質問紙法の長所は、短時間で多人数に実施可能で、実施と採点が容易である。一方短所は、意図的な回答操作が可能であること、質問項目の読解力や自己洞察能力に問題がある被検者には不適当であることなどがある。

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Y-G性格検査

Y-G性格検査とは、矢田部・ギルフォード性格検査とも呼ばれるもので、ギルフォード,J.P.の性格特性論に基づき、矢田部達郎により作成された質問紙検査法のひとつ。12の特性尺度ごとに10問、合計120問の質問項目から構成される。検査時間は約30分程で、採点も容易である。手軽に実施でき多面的な診断が可能である為、広く用いられている。しかし被検者の意図的な回答操作に弱いという短所がある。

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ミネソタ多面人格目録

ミネソタ多面人格目録とは、精神医学的診断の客観化を目的として、マッキンレー,J.Cとハサウェイ,S.Rにより開発された質問紙法のひとつ。550項目の質問からなり、10の臨床尺度だけでなく、被検者の回答態度を測定する妥当性尺度(虚偽尺度など)も含まれる。質問数の多さ、尺度の詳細性において信頼性が高いパーソナリティ 検査のひとつであり、あらゆる臨床場面で用いられている。しかし質問数が多い為に検査に時間がかかるのが短所である。

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CMI

CMIとは、短時間(20~30分)で患者の心身の自覚症状を把握する為の問診表として作成された質問紙法のこと。アメリカで作成されたCMIは、身体的項目が144項目、精神的項目が51項目で構成されているが、日本版では新たに身体的項目に16~18項目の質問が追加されている。精神症状だけでなく、身体症状との両面からスクリーニングできるのが特徴。元々は医学検査として開発されたが、現在では心身症や情緒障害の診断に欠かせない要素となっている。

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顕在性不安検査

顕在性不安検査とは、テイラー,J.A.により開発された、不安を測定する為の代表的な質問紙検査。テイラー不安検査とも呼ばれている。顕在性不安と呼ばれる、持続的に生じる精神身体的症状の測定に用いられる。この検査は、MMPIから抽出した不安評価尺度の50項目の質問に、妥当性尺度などの項目を加えて作成された。日本版MASは、不安尺度50項目と虚偽尺度15項目からなる。不安検査には、MASのほかにもスピルバーガー,C.D.が作成した状態-特性不安尺度がある。

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EPPS性格検査

EPPS性格検査とは、エドワーズ,A.L.が、マレー,H.A.の社会的欲求理論をもとに作成した、パーソナリティ検査である。達成・追従・秩序・顕示・自律などの社会的欲求の15特性の中から2特性を組み合わせた、全部で225対の質問項目から成る。質問対は、社会的望ましさがほぼ等しくなるように組み合わされており、どちらかを選択させるという強制選択法が用いられているのが特徴である。それゆえ、質問紙法の弱点である、社会的望ましさによる回答の意図的操作を回避できるのである。

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投映法

投映法とは、投影法とも呼ばれるもので、あいまいな刺激素材に対して、被検者に自由に反応してもらい、その結果を分析・解釈することでパーソナリティを測定する検査である。長所は、回答の意識的な操作が困難な点、また無意識領域までわたる多面的・総合的・力動的な把握が可能な点があげられる。一方短所としては、実施と解釈に時間と手間、経験と熟練を要する点、結果の解釈においても検査者の主観的判断に多くを頼らざるを得ない為、信頼性・妥当性に疑問が残る点などがある。

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ロールシャッハ・テスト

ロールシャッハ・テストとは、代表的な投映法で、スイスの精神科医ロールシャッハ,Hが精神診断法として考案した検査のこと。左右対称のインクの染み10枚からなる検査図版を、被検者に1枚ずつ提示し、それが何に見えるかを自由に反応させる方法。豊富なデータに基づく客観的・量的解釈に加え、力動的な解釈も可能。解釈において検査者に習熟が要求され、実施及び解釈に手間と時間が必要とされるが、得られる情報も多い為多く利用されているのである。

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