ミネソタ多面人格目録

ミネソタ多面人格目録とは、精神医学的診断の客観化を目的として、マッキンレー,J.Cとハサウェイ,S.Rにより開発された質問紙法のひとつ。550項目の質問からなり、10の臨床尺度だけでなく、被検者の回答態度を測定する妥当性尺度(虚偽尺度など)も含まれる。質問数の多さ、尺度の詳細性において信頼性が高いパーソナリティ
検査のひとつであり、あらゆる臨床場面で用いられている。しかし質問数が多い為に検査に時間がかかるのが短所である。