EPPS性格検査

EPPS性格検査とは、エドワーズ,A.L.が、マレー,H.A.の社会的欲求理論をもとに作成した、パーソナリティ検査である。達成・追従・秩序・顕示・自律などの社会的欲求の15特性の中から2特性を組み合わせた、全部で225対の質問項目から成る。質問対は、社会的望ましさがほぼ等しくなるように組み合わされており、どちらかを選択させるという強制選択法が用いられているのが特徴である。それゆえ、質問紙法の弱点である、社会的望ましさによる回答の意図的操作を回避できるのである。