人工論

人工論とは、発達段階(幼児期)においての用語で、7~8歳までの前因果的思考のひとつである。因果的思考には発達差があり、第1段階は、主観的な思考の段階で、魔術的(言葉には力がある)・動機論的(夢は悪い事をしたから神が送ってよこした)な考え方、第2段階ではアニミズム的(太陽は生きているから動く)・人工論的(太陽は誰かが作ったものだ)な考え方が優勢となっている。11~12歳頃までには、客観的で合理的な思考が生じてくるとされている。