Welcome to my blog :)

Create a unique and beautiful blog quickly and easily.

yougokaraoboeru

分析心理学

分析心理学とは、ユング,C.G.が理論化した深層心理学の体系のこと。集合的無意識・元型・個性化などについて独創的に考察。フロイト,S.の精神分析との相違点は数多いが、あえて強調するならば、フロイトは乳幼児期を重要視する決定論・因果論的立場をとるのに対し、ユングは個性化を最終目標とする未来志向・目的論的な立場をとることが挙げられる。無意識及びリビドーの捉え方も、フロイトは精神分析は原始的・本能的な面を強調したが、ユングは無意識の創造性・相補性を強調した。

Continue reading...
yougokaraoboeru

相補性

ユング,C.G.の理論には、意識と無意識、内向と外向、男性性と女性性などの二元論的概念が多い。しかしこれらは対立するものではなく、お互いを補うよう動いて全体のバランスをとっているとされている。特に、個人のこころの中で意識の一面性を補う形で無意識が働く事を相補性と呼んでいる。分析心理学においては、夢や神経症は精神全体のバランスを保つ為に無意識が送ってくるメッセージである。無意識の補償機能とも呼ばれる。

Continue reading...
yougokaraoboeru

個性化

個性化とは、分析心理学における最終目標で、人間がそれ以上分割できない統合体・心の全体性を獲得すること。ユング,C.G.が提唱。人生の初期においては、現実に適応するために、自分の持つ無数の可能性を取捨選択して自我を形成していく。しかし選択されず無意識のうちに抑圧されたものであっても、それは個人に内在する可能性であり、心の全体である自己の一部である。自らの内の無意識と対決し統合していくことで、心の全体性を回復しようとする努力が、個性化の過程となるのである。

Continue reading...
yougokaraoboeru

集合的無意識

集合的無意識とは、普遍的無意識とも呼ばれるもので、ユング,C.G.が提唱。無意識を、個人的無意識と集合的無意識の2つに区分した。個人的無意識は、フロイト,S.の無意識の概念にほぼ等しいが、集合的無意識は、人類が共通して持つより深い層にある無意識のことである。生物進化の過程で消えた器官が、痕跡として身体に残る(尾骨や虫垂など)のように、今まで存在した全ての人間が積み重ねてきた経験が、個人の精神の奥に痕跡として蓄積されているとユングは主張した。

Continue reading...
yougokaraoboeru

元型

元型とは、無意識の内容が意識に影響を与えるとき、それは直接意識されるのではなく、人類共通の心理的パターンに基づくイメージとして現れるが、そのイメージを生み出すときの基本的モチーフのこと。ユング,C.G.は、宗教・神話・伝説あるいは夢や精神病の妄想の内容に、時代や文化を超えて共通するイメージが存在することから、精神の中に祖先から受け継いだ普遍的なものがあると主張した。つまり元型の概念は、一種のイデア論とも考えられる。夢分析・芸術療法・箱庭療法などの解釈で重要な役割を担っているのである。

Continue reading...
yougokaraoboeru

ペルソナ

ペルソナとは、ラテン語の「仮面」を意味するもので、社会に適応する為に身に付けた表面的なパーソナリティのことで、元型のひとつである。職場での役職、家庭での立場など、状況に応じた役割を果たす。ペルソナとして選択されなかったものは、シャドウ やアニマ・アニムスとして無意識へと抑圧されている。適切なペルソナの形成は、人生の初期には不可欠であるが、固定化しすぎたペルソナが真の自己と対立し、個性化の妨げとなるおそれもあるのである。

Continue reading...
yougokaraoboeru

シャドウ(影)

シャドウ(影)とは、個人において生きてこなかったもうひとつの側面であり、意識にとって許容できない自分の暗黒面のこと。ユング,C.G.の提唱した元型のひとつ。意識において、ある自己イメージが選択されると、それに対立するイメージは無意識に抑圧される。そして、生理的に受け付けない人物という形で夢に登場したり、現実の人物 (同性である場合が多い)に投影されたりする。しかしシャドウを否定することは自分自身を否定することであり、潜在的な可能性を捨て去ることである。自分の中のシャドウと向き合い対決することが、個性化の第一歩である。

Continue reading...
yougokaraoboeru

太母

太母とは、養育に代表される包み込む基本的性格と、出産に代表される変容的性格とを持つ女性というもの全体に共通のイメージが、人類共通の集合的無意識のうちに存在すること。ユング,C.G.が提唱。母なるものを象徴する元型と考えた。子供を包み込む全てを与える聖母のイメージで現れることが多いが、子供の自我が成長し彼女から離脱しようとすると、怖るべき母親として自我を呑み込む存在に変わる場合もあるのである。

Continue reading...
yougokaraoboeru

老賢者

老賢者とは、ユングの提唱した元型のひとつで、太母・父なる神と並んで宇宙に充満する生命力であるマナ人格のひとつ。老師・仙人など世界各地の神話や伝説に見出されるもので、現実世界においては、実父・権威的象徴・実業家・権力者など、人を教え、癒し、導くものの中に見られる。同時に、父親コンプレックスの元になり、男性にとっては呑み込まれ、同一化される危険性を持つものであり、そこから父を乗り越えることにより豊かな個性化を遂げていくものである。

Continue reading...
yougokaraoboeru

アニマとアニムス

ユング,C.G.は、シャドウとの対決に続く過程として、心の中の異性イメージの変容を強調した。男性の心中の異性イメージをアニマ、女性の場合をアニムスと呼んでいる。アニマは、①生物学的、②ロマンチック、③霊的、④叡智、アニムスは、①力、②ロマンチック、③言葉、④意味の4段階で発達するとされる。これらの異性イメージは、しばしば現実の異性に投影され、精神的な成熟において重要な役割を果たすのである。

Continue reading...