依存性

依存性とは、一般に、心理的・身体的安定の為に、他者や事物への接近・同一化などを求める性質を表す。発達心理学では、子の親に対する依存を意味することが多く、愛情や栄養など様々な心理物理的対象に対する動機づけとしての依存欲求と、それを実現する接近や接触などの依存行動が含まれる。また臨床心理学的には、ホーナイの対人的病的依存症、様々な嗜癖、薬物依存などの症状を示すもの。