アタッチメント

アタッチメントとは、ボウルビイ,Jにより、「人間(動物)が特定の個体に対して持つ情愛的絆」を表すものとして提唱されたもので、愛着と訳されている。乳児は、自己の発信行動に対してタイミング良く反応してくれる成人に対して愛着を形成し、様々な不安を低減させるのに利用し、その対象となる成人を安全基地として探索活動をしはじめる。離乳・歩行・自立の基礎となるもので、エインズワースらは、ストレインジ・シチュエーションによりそのパターンを測定しているのである。