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実存主義

実存主義とは、主体的存在としての実存を中心とする哲学的立場のことである。「いま、ここ」における主体の存在理由・自由な選択・自覚を重視するもので、高度に組織化され、没個性化を迫る現代社会において、改めて「自分は何者か」、「生きる意味は何か」を問いかけている。

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新行動主義

新行動主義とは、1930年代以降の行動主義の心理学者によりとられた立場のことである。主なものに、トールマンのサイン・ゲシュタルトの概念、ハルの仮説演繹法による理論体系、徹底的行動主義と呼ばれるスキナーの反応―強化刺激による行動分析などがあげられる。

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深層心理学

深層心理学とは、ブロイラーが、フロイトの精神分析学を評して名付けたもので、狭義には、1930年以前の精神分析を示し、それ以降の自我心理学とは区別されている。広義には、無意識の領域を想定するあらゆる心理学・精神医学の立場を示すもので、アドラーの個人心理学、ユングの分析心理学、ソンディの運命分析学なども含まれている。基本的な仮説としては、心の構造を意識の表層と深層に分け、深層が表層に対して力動的に影響を与えているというもので、意識の重層的理解・メタ認知的理解を目指している。

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精神物理学

精神物理学とは、身体と精神との間の関数的関係について精密科学を築こうとしたもので、実験心理学の測定法の基礎となったものである。主に感覚経験に関して、刺激強度と感覚の大きさの判断について数学的に記述するもので、閾下・閾上の刺激差異が問題となっている。

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生の哲学

生の哲学とは、生の力動性・根源性に人間存在の本質を見る立場のことである。生を計量的客観的な記述から切り離して、有機的にその生成と発展を捉えようとするもの。解釈学・実存哲学の先駆となる。

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脱構築

脱構築とは、1980年代に登場したポスト構造主義のキーとなる概念のひとつである。デリダ,J.により提唱された。脱構築の対象となるのは、階層秩序的二項対立を特徴とするロゴス中心的・音声中心的・男根中心的な構造である。基本的認識は、これまでの精神障害者・女性・植民地被支配者といった様々な階級における社会的弱者は、言説の主体から排除されていた、というもの。方法は、このロゴス中心的な構造の内部に働きかけて、自壊させることによって、新たな可能性・主体としての権威を見出そうとするもの。臨床心理学においては、社会構成主義の理念と連動して、ナラティブ・セラピーの理論的支柱となっているのである。

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トランスパーソナル心理学

トランスパーソナル心理学とは、行動主義・精神分析・人間性心理学 といった、西洋の心理学モデルの限界を超える為に提唱された 超個人的心理学である。1960年代にアメリカを中心に発生した様々な 人間性回復運動の中から誕生したもの。西欧的自我・個人中心主義を 相対化するものであるとともに、文化的・宗教的にも多様な価値観の 融和を図るもの。

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人間性心理学

人間性心理学とは、実存主義を背景に、主観的経験・人間としての全体性・自由意志・成長の可能性・自己実現を重視する立場のことである。1950年代にマズロー,A.らによりアメリカを中心に、推進され、精神分析・行動主義に対して第3勢力と言われている。後に、トランスパーソナル心理学へと発展していくもの。

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認知科学

認知科学とは、経験に基づき、人間・生物・無生物に関わるあらゆる認知(知識の性質・構成要素・源泉・発展と利用)を対象とする学際的な科学のことである。心理学・計算機工学・情報工学・神経科学・言語学・哲学・教育学などが含まれている。具体的には,信念システム・感情・学習・パフォーマンス・意識・社会的相互作用・記憶・技能・発達・言語・知覚・思考が主題として取り上げられる。

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認知心理学

認知心理学とは、1950年代後半に生まれ、やがて70年代になり認知科学の中心的な役割を担うようになってきたもの。コンピュータを中心としたモデル化とシュミレーションが特徴。行動主義の限界、情報科学の発展、神経生理学の発展を背景とし、従来の実証主義に基づく仮説検証といった心理学的実験パラダイムから包括的モデル作りへと大きくシフトしているのである。

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