メリークリスマス以外の挨拶
メリークリスマス[Merry Christmas]はクリスマスが近づくにつれて、アメリカでもよく聞く挨拶です。
しかし、クリスマスはキリスト教の行事なので、ハッピーホリデー[Happy Holidays]シーズンス・グリーティングス[Seasons Greetings]という挨拶もよく使います。
「ホリデー」とは、クリスマスシーズンからお正月にかけての期間を指すので、お正月まで使える挨拶です。
「シーズンス・グリーティングス」は、クリスマスカードに書く挨拶です。
クリスマスカードに記入することは?
日本の年賀状は元旦に届くように出しますが、クリスマスカードは、クリスマスの日のずっと以前に送られます。
それは、クリスマスカードを、オーナメント(クリスマスの飾り)として、部屋に飾る習慣があるからです。
クリスマスカードの内容は、今年の家族の思い出や出来事を書くことが多いです。
アメリカのクリスマスは、日本で言えばお正月
クリスマスには、アメリカ中・世界中に散らばる親戚が集合します。
クリスマスイブの夜には、豪華な食事を囲んで、今年の出来事やこれからのことを話し合いながら過ごします。
25日のクリスマスの日、ゆっくりと時間が過ぎます。教会に行くこともありません。
お店はどこも閉まっているので、家でのんびり過ごしたり、映画を見に行ったり、クリスマスには何もしないのが基本です。
まるで、アメリカのイブは日本の大晦日、25日は日本の元旦に似ています。
プレゼントの開け方
日本では一人に一個、クリスマスプレゼントを上げますよね。アメリカでは一人に何個も上げます。2〜3個が相場です。
クリスマス前になると、郵便局は大忙しです。全米・世界中に散らばる家族へ、幾つもプレゼントを贈るからです。
プレゼントは、25日の朝まで、クリスマスツリーの下に置きます。クリスマスになると、家族皆で一斉にプレゼントを開けます。
プレゼントを開ける時、日本では、包装紙が破れないように丁寧にはがしますが、アメリカでは、豪快にビリビリ破りながら開けます。ビリビリ破るだけ、「そのプレゼントを貰って嬉しいな〜」という気持ちを表しています。
クリスマスには何を食べる?
11月最後の感謝祭とは違って、クリスマスの食事は、決まった料理ではありません。
けれど大抵の家庭では「七面鳥、牛肉、羊肉」が食卓に並ぶことが多くなります。
羊肉はキリスト教で言うと「お供え物の食べ物」に当たるからです。
ライトで飾られた家を見に行くツアーがある
クリスマスが近づくと、最近日本でもライトで飾られた家があります。アメリカではライトの他に、仕掛け人形等も飾る家が多いです。
「いかに凄い仕掛けを作るか」で競争しているご近所同士もあって、ディズニーランド級の飾りをしている家も多くなっています。
そのような家に、クリスマスライトを見に行く人も多く、ニュースでも「クリスマスライトの凄い家」を紹介しています。
そのような家は「カンパ」を募っていることが多いので必ず、お金・缶詰食品を持っていくようにしましょう。
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NOV. 29, 2005