内的ワーキングモデル

内的ワーキングモデルとは、発達段階(乳児期)においての用語で、発達初期の、養育者との関係の中で形成される認知的枠組、スキーマのこと。具体的には、親との相互交流の経験から、自分の要求に親がよく応じてくれたかどうかをもとに形成、依存対象の特徴や対人状況のパターンや世界との関わり方についてのビジョン。乳幼児の精神分析から発展してきた考え方で、安定型・不安型(両価型、回避型、混乱型)に分かれ、世代間伝達することが指摘されている。