気分障害

気分障害とは、抑うつや高揚といった気分の変化が優勢な症状であり、持続的な感情の障害。従来の躁うつ病・抑うつ神経症・情動性人格障害などを統合した診断名のことである。以前は感情障害と呼ばれたが、最新のDSMでは気分障害という名称に変更。下位分類として、躁とうつの2つの病相をもつ双極性障害、大うつ病エピソードのみを示すうつ病性障害、軽いうつ病エピソードが長く持続する気分変調性障害などがある。