局所論

19世紀、心理学においては精神=意識であり、ヴント,W.の構成心理学をはじめとして、意識研究が主流であった。これに対してフロイト,S.は、精神は意識・前意識・無意識の3層で構成されると主張。これが局所論であり、特に無意識の存在は精神分析の基本概念である。