対象関係論

対象関係論とは、乳幼児期において、感情を向ける重要な他者(特に母親)との関係(対象関係)を重視し、子供が自ら内的世界に母親イメージを取り入れる過程と、そのイメージ(内的対象)との関係性という観点から、パーソナリティの理解や精神病理の治療の為に構築された理論のこと。クライン,M.により創始され、フェアバーン,W.R.D.やウィニコット,D.W.らにより発展した。個人の現実適応を重視したフロイト,A.らの自我心理学との論争は有名である。