スクイッグル法

スクイッグル法とは、相互なぐり描き法とも呼ばれるもので、ウィニコット,D.W.が開発した描画法。具体的には、まずセラピスト(クライエント)がサインペンで用紙になぐり描きをする。続いてクライエント(セラピスト)が、そのなぐり描きから連想されたものを、クレヨンで線を描き加えて完成させるのである。この過程を、順序を交替して数回繰り返す。なぐり描きと描画をひとりで行うスクリブル法もある。複雑な描画でない為、絵が下手な被験者でも抵抗や緊張が少なく、子供にも有効である。