ジョハリの窓

ジョハリの窓とは、グループ体験におけるパーソナリティ変容のメカニズムを説明する際に使用される概念のこと。自己のパーソナリティを、①自分も他人も知っている面(開放領域)、②自分は知らないが、他人は知っている面(盲点領域)、③自分は知っているが、他人は知らない面(隠蔽領域)、④自分も他人も知らない面(未知領域)、の4つの領域として把握する。グループ体験において、自己開示とフィードバックで、盲点領域や隠蔽領域を縮小し、開放領域を拡大することが、自己理解や人間関係訓練につながっていくのである。