個性記述的

個性記述的とは、歴史学において、自然科学との同一性と差異性をめぐる議論の中から、19世紀末に新カント派のヴィンデルヴァント,W.が提唱したものである。歴史学を個性記述的であるとした。この考えは、現在パラダイム論争となっている近代の知/臨床の知の対比と重なるもの。