縦断的研究

縦断的研究とは、発達研究における主要な方法のひとつである。研究法は、同一被験者(群)を長期にわたって継続的に観察・測定することで変化・発達の原因を探るもの。縦断的研究の長所は、複雑で個別的・経年的な発達経過、環境の影響や歴史的条件など
を明らかにできることでダーウィン依頼、発達研究の基本とも言えるものであるが、短所としては、時間・費用・労力がかかり、少数のデータしか得られず、対象を長期間、追跡・保持するのが難しいことである。よって横断的研究との併用が望まれる。