身体表現性障害

身体表現性障害とは、医学的検査により異常が発見されないのに、身体に関する症状が存在し、社会生活に支障をきたす状態のこと。ストレスや不安・葛藤などの心理社会的因子が、発症や慢性化に関連していると考えられており、決して詐病ではない。かつては転換性ヒステリーと呼ばれた神経症レベルの障害である。診断においては、うつ病の身体症状と鑑別が重要である。