箱庭療法

箱庭療法とは、ローエンフェルト,M.の世界技法を、ユング派セラピストのカルフ,D.が分析心理学理論を適用し、心理療法として確立したものである。砂を入れた木箱と多種の玩具(人・動物・木・建物など)が用意され、クライエントに自由に箱庭を作ってもらう。その際セラピストとの関係が重要視される。安全に守られてきた環境で箱庭を作る事で、はじめてクライエントは内面を表現し、自己治癒力が発揮できる。子供から大人まで適用可能な心理療法。