DAP(人物画テスト)

DAPとは、投映法のひとつで、元々はグッドイナフ,F.が、児童の知的発達の測定用に開発した検査であるが、現在ではパーソナリティ検査として成人にも広く用いられている。実施法は、まず特別な指定をせずに人物の全身画を描かせ、次にその描かれた人物と反対の性別の人物をもう1枚の用紙に描かせる。こうして得られた2枚の人物画から、全体的評価、その描き方(形式)、描かれた人物の特徴(内容)などを分析し、被検者のパーソナリティを捉えようとするのである。