内田クレペリン精神作業検査

内田クレペリン精神作業検査とは、クレペリン,E.が実験心理学的研究の為に考案したものを、内田勇三郎が翻案したパーソナリティ検査のこと。テスト用紙に印刷された数字列を、連続して加算し、その結果である作業能率の時間的推移を表す曲線(作業曲線)のパターンを分析することで、パーソナリティを把握する。実施方法は、練習2分、本検査(前期)15分、休憩5分、本検査(後期)15分。練習の効果、疲労、作業曲線のパターンに基づいて、パーソナリティや精神機能の診断を行うものとして広く活用されている。