閉ざされた質問/開かれた質問

閉ざされた質問とは、「はい/いいえ」で答えられるような質問。応答が制限されている為、緊張が強いクライエントでも答えやすく、必要な情報を手早く集めるのに適している。それに対し、開かれた質問とは、「どうして/どのように/どんな~」などクライ
エントに自由な応答を促す質問のこと。クライエントの自己開示を促進する効果があり、よい治療関係の成立に欠かせない。クライエントの状態や心理療法の進行に応じて、これらの質問をうまく使い分けることが重要。