親密さ

親密さとは、2者関係における、お互いに関連し依存しあう活動を含む、内実を伴った関係のこと。自我発達にとって、親密さを持つことは、いわゆる夫婦や恋人といった異性間の関係のみならず、同性間での関係でも重要な問題である。エリクソン,E.H.は、ライフサイクル論において、アイデンティティ確立のあとに、初期青年期の発達課題として「親密性」対「孤立」を設定している。交流分析においても、自立の為の基本的な能力となっており、「自分もOK、あなたもOK」という真の交流から生まれる、人間関係の理想的な状態。