ローカス・オブ・コントロール

ローカス・オブ・コントロールとは、ロッター,J.B.が、60年代に社会的
学習理論の中で提唱した概念で、統制の所在と訳されている。ある行動と報酬・罰という強化の関係において、ある原因帰属の一般化を行うことにより、特徴づけられる認知様式あるいは性格特性を指す。自分の行動をコントロールする所在が、能力や努力など個人の内部にあるとするものを内的統制、運・課題の困難さ・強力な他者の行為など外部にあるものを外的統制というのである。