ラテンアメリカ
開発支援ネット
Since 2003.4
目次 |
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@開発事業支援とは
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NGO支援事業について
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2.研修事業
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ペルー関係報道
1. ペルー大使の挨拶(西語)
2. 在日ペルー人社会(西語)
2003年2月25日作成
お問い合わせは
[email protected]

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.......ボランティア型ロングステイ......ペルー |
南米ペルーでの住民との交流を通した
新しい体験のロングステイ
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ペルーは、大きく分けて海岸部、山岳部、そして熱帯雨林地域の三つの地域に分けることができる。人口の大半は首都リマやその他の海岸部の都市に集中し、そして伝統的な山岳部の農村地帯がつづき、熱帯雨林地域は一番人口も少なく社会的体制が遅れた地域となっている。 しかし、アマゾン河の水源地帯となる熱帯雨林地域は自然の動植物の楽園で、その中には、人間にとって役立つ薬用植物が豊富に存在している。
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アマゾンの先住民は1本の木を切る時、8世代後の子孫について思いを巡らせ、森と相談してから伐採するかどうか決めると言います。そんなアマゾンの先人達の感性に底知れぬ豊かさを感じます。そしてそれは、私達が大量のモノに囲まれ、消費を煽られ、使い捨ての生活を当たり前のように繰り返すことに熱中している間に、どこか遠いところへ置き忘れてしまった大切な感性なのではないかと思うのです。
アルコイリスプロジェクトでは、木材伐採、鉱山開発、大規模農場造成等乱開発によるアマゾン熱帯雨林の消失と共に急速に失われつつある、熱帯雨林に暮らす森の民が親から子へ、子から孫へと代代受け継がれてきた豊かな精神性、価値観、そして生活の知恵を現代の暮らしに復活させ、その効果を実感し、次の世代へと継承して行くことを目的としています。
アルコイリスプロジェクトの第一段階として、アマゾン薬用ハーブを利用したペルーウカヤリ県プカルパ市の緑化運動を推進しています。緑化重点推進地区として、経済的に困窮した人々が暮らす南部20地区を選びました。そこでは、経済的に貧しいが故に薬を購入できなかったり、病院での治療を受けることができないなど、日々の生活で医療機会を逸している人々が暮らしています。
プカルパ市内にあるバリンコシ植物園で薬用ハーブの苗を育て、地域に暮らす各家庭の庭先や道路脇の空き地に植えて行きます。同時に各地区代表者にハーブの利用法を伝え、高価な薬や病院での治療の代替として古くから現地に伝わるアマゾン薬用ハーブの利用を促進します。更に、「ウチにないものはお隣りから、お隣りにないものはまたそのお隣りから」的にお互いハーブ素材の融通をしたり、情報交換を通じ地域の連帯性が深まることも期待しています。かつて熱帯性植物に覆われていたプカルパの大地にアマゾン薬用ハーブの緑が戻るのと同時に、アマゾンの先人達が継承してきた生活の知恵と天然循環を重んじる豊かな感性の復活を目指します。
アルコイリスはアグロフォレストリーとコミュニティートレードを軸にアマゾン熱帯雨林自然環境保全と地域経済活性化の両立を目指す事業型NPO法人です。
アルコイリスプロジェクト
アルコイリス組織概要
アマゾンハーブ
アマゾン熱帯雨林の持続可能な開発
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