- ラテンアメリカ開発支援サービス -
ラテンアメリカの地域造りを支援します
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ラテンアメリカ
開発支援ネット
Since 2003.4
目次
開発事業支援
@開発事業支援とは
A開発調査
Bプロジェクト管理
C通訳サービス
D翻訳サービス
NGO支援事業
NGO支援事業について
1.ボランティア・プログラム
@ブラジリア日系協会連合
Aブラジル:ユバ文化村
Aパラグアイ:イグアス日本村
Cペルー:アルコイリス
2.研修事業
その他の支援事業
1.スペイン語会話クラス
2.スペイン語翻訳サービス
国別一般情報
関係サイト
2003年2月25日作成
お問い合わせは
[email protected]
.......ボランティア型ロングステイ......パラグアイ
南米パラグアイで生きがいある
第二の人生を
パラグアイは、牧畜業と豊かな天然林から出る材木、そしてマテ茶などの生産を中心とする伝統的な牧畜国でした。しかし1930年代から入ってきたドイツ人移住者や日本人移住者たちの影響を受けて近代農業が発達し、大豆や綿花などの生産地として大きく変わってきました。
現在ではパラグアイの産業は農業、林業および牧畜が主体で、国内総生産に占めるこれらの割合は26.3%で、主要産物は大豆、トウモロコシ、綿花、小麦、マンジョーカ、柑橘類、牛肉、木材、葉タバコ、マテ茶などです。大豆および綿花は主に輸出用として生産されていますが、中でも大豆は現在世界第4位の生産量をほこっています。
南米での「日本村」造りへのボランティア参加
日本人移住者が大きな影響をもつパラグアイでも特に一番新しく活気のある日本人移住地イグアスは、大豆や小麦生産などの農業が盛んなところですが、最近、現地で品質改良された大豆を日本に輸出するようになり、日本とパラグアイの両サイドで注目を浴びています。
イグアスは、日本人移住者を入植させる土地として日本政府が造成し、それが町となったところですが、当初は日本人だけが住んでいたのですが今では人口の7割位は、パラグアイ人、ブラジル人、ドイツ人、スイス人などが占め、残り3割位が日系人となっています。それでも興味深いのはここに住む日系人たちは2世3世になっても日本語を使い、日本の風習、伝統をしっかりと継承してまるで日本の田舎のような社会を作っていることです。そして、ここに住むパラグアイ人やブラジル人たちもスペイン語以外に日本語を学び、日本食と日本の習慣になじんでいる様子が見受けられ、納涼祭りなどでは、様々な肌の人間が浴衣をきて炭鉱踊りに参加したりする風景が見られ、まるで日本の田舎にいるような印象を受けます。
そしてここを南米において日本の文化や伝統を紹介できる町として、「イグアスの滝」と並ぶ、南米地域の観光名所にしようとさまざまな試みが図られています。そのためにも新たなる日本の伝統文化や工芸、食べ物、農産品など集め、特産品の開発、そして日本の風習を伝えるさまざな行事などを整備し、1年を通してパラグアイ、ブラジル、アルゼンチンなどの観光客を呼び寄せる魅力ある「日本のふるさと」を築き上げるために、日本からのさまざまな経験者の協力参加を期待しています。
この度、企画しました「南米日本村支援プログラム」では、手弁当によるボランティアの参加者が、現地の日本人農家にホームステイしたり、日本人が経営する旅館にとまったりして、日本人会や農協、その他の団体のどれかにそれぞれの経験をいかしたお手伝いをしながら、現地での生活を楽しんでいただきます。
<イグアス移住地>
<イグアス農協>
<イグアス日本人会>
<日経スペシャル/ガイアの夜明け「南米大豆ロードをゆく」>
この企画は、NPO法人ラテンアメリカ開発支援ネット(以後「ラテンネット」)がブラジルとパラグアイのNGO団体の依頼に基づいて立てたものです。現地でのコーディネーション、サポートは現地NGOの日系関係者が担当します。