22時半。今日の勤務も無事に終わった!さあ、自分のキャビンへ戻ってのんびりしよう、とプロムナードを歩いていると、外国人男性が声をかけてきた。そして、"どうして君はここで働いているの?"と聞いてくる。彼はまだ20歳ぐらいのドイツ人で、"僕も船乗りになって将来はキャプテンになるつもりなんだ。ぜひマネージャーに会わせてくれないかな?"と言う。そして話を聞いているうちに、彼は真剣だ・・・何か力になってあげられたら・・・と思い、クルーズマネージャーに事情を話すと、快くOKの返事が返ってきた。
そして、私達は3人で例のバンド演奏の入っているバーへと向かった。たくさんの人で賑わっている中、私達はそこの一角に場所をとる。私は途中で席をはずしたけれど(あまりにも航海上の専門的な話になり難しい話になってきたのと、翌朝も早く起きなければならないから)、マネージャーと対等に話をする彼の知識の深さと純粋な熱意、それに対するマネージャーの親切でいてフレンドリーな応対を見て、ぜひ彼には自分の夢を叶えてほしい・・・頑張って!と心から応援してしまっていた。夢があるって素敵なこと!・・・・・それから数年、彼は立派な船乗りになってどこかの海を航海しているのかな・・・(^_^)。
