YUJI * STORY 2
印刷に便利な画像無しはこちら
ユージ問答 1 | ユージ問答 2 | ユージ問答 3ユージ問答 4ユージ問答 5
ユージ問答 6ユージ問答 7ユージ問答 8
ピースの調査ノートYUJIのお友達コーナー
INDEXYUJISTORY掲示板 アクション!

ピース 「ユージくんって、なんだかちょっと気味が悪いな。20年も チャンスを待っていたって、どういう意味なんだろう。」

「あ、なんかメール来てる。 『ユージをよろしく』 送信者は・・・アメリカ政府だ!」

「どうして、アメリカ政府がユージくんをプッシュ するのかな? ユージくんもアメリカでテロが起きたら役に立つっていってたし・・・。ユージくんって、アメリカに関係あるのかな。なになに・・・。

北朝鮮との戦争を検討したとき、日本が準備できていないのでできませんでした。今後はそんなことにならないようにしてください。 新ガイドラインがはできたのはいいけれど、それだけでは米軍への協力に強制力がありません。 民間機関や地方自治体を活用するにあたって、彼らが協力を拒否しないように罰則が必要なのです。
今年は戦争の1年です。イラクへの軍事行動も予定しています。 新ガイドラインを誠実に実施し、ユージの夢を実現してください』

戦争???  米軍???  民間機関を活用???  強制???  
新ガイドラインって、なんだろう。

???
ピース
アメリカが???
どうしてなんだろう?




有事法制はアメリカ政府の願い   
2001年4月 (ブッシュ政権の国家安全保障会議日本・韓国部長 マイケル・グリーン氏)
「協力に消極的な民間機関や地方自治体に対し、必要な協力を行うよう強制できる権限を総理大臣に与えるよう、さらに立法措置が必要である。朝鮮半島やその他の地域の有事あるいは日本への攻撃の際における日本の民間インフラの必要性を考えれば,それらの協力は決定的に重要である。」

2000年10月11日 「米国と日本――成熟したパートナーシップに向けて」(アーミテージレポート)
○有事法制法案の成立を含め、新たな日米防衛協力のための指針(ガイドライン)を鋭意実施すること。
○米軍の3軍全てと日本の自衛隊との揺るぎ無い協力体制。日米両国は、施設の共同使用の拡大と訓練活動の統合に努力し、また1981年に合意された米軍と自衛隊の間の「役割と任務を見直し、更新すべきで ある。日米双方とも、従来のパターンに追従するのではなく、現実に沿った訓練を重視すべきである。また、両国は年来の潜在的な脅威と同様に、国際的なテロや国境を越える犯罪活動など、新たに出現しつつある挑戦に対し、いかに助け合うか、さらに平和維持と平和執行活動でいかに協力するかを規定すべきである。




有事法制あれば戦争になっていた? 
2001年4月 (ブッシュ政権の国家安全保障会議日本・韓国部長 マイケル・グリーン氏)
米国側は北朝鮮への制裁および,おそらく戦争オプションも検討したが,日本にとっては専守防衛政策の限度を超えてしまっていたため,具体的な作戦支援任務に関与することは不可能であった。米国の要求する兵站(後方)支援や掃海等は,1980年代の日本防衛に関する日米間の計画策定の土台となった役割や任務区分の範囲内であった。しかし,日本の領土に近接した危機にもかかわらず日本が同様の役割を果たせないことに,米国は衝撃を受けた。そして,1994年の「一触即発」の危機(同年6月,平壌に派遣されたカーター元大統領の使節団により解決された) は,日本防衛のみならず日本の裏庭における地域的な危機をも包含しようという,日米安全保障共同宣言及び1978年の旧日米防衛協力の指針(ガイドライン)改定の主要な要因の一つとなったのである。」






新ガイドラインだけでは義務ではない 国内法令に従う 

新たな「日米防衛協力のための指針」(ガイドライン) 1997年9月23日  日米安全保障協議委員会
T−4 指針およびその下で行われる取り組みは、いずれの政府にも、立法上、予算上または行政上の措置をとることを義務づけるものではない。日米両国政府が各々の判断に従い、この努力の結果を各々の具体的な政策や措置に適切な形で反映することが期待される。 日本のすべての行為は、その時々において適用のある国内法令に従う。



新ガイドラインと有事法制との関係  
(浅井基文 「ブッシュ政権と日米軍事協力の危険な動き」 参考)
新ガイドラインは、(1)アメリカが日本を基地として行う対外軍事行動に対する日本の後方支援と (2)その結果起こりうる反撃(対日攻撃)に対処するための軍事行動を、2本柱として成り立っている。周辺事態法は (1)に対応し、有事法制は (2)に対応する。


新たな「日米防衛協力のための指針」(ガイドライン)
http://www2.odn.ne.jp/btree/syuhen/doc/NGui_J.htm
1997年9月23日  日米安全保障協議委員会

X−2−(2)米軍の活動に対する日本の支援

 (イ)施設の使用
 日米安全保障条約およびその関連取り決めに基づき、日本は、必要に応じ、新たな施設・区域の提供を適時かつ適切に行うとともに、米軍による自衛隊施設、民間空港・港湾の一時的使用を確保する。

 (ロ)後方地域支援
 日本は、日米安全保障条約の目的の達成のため活動する米軍に対し、後方地域支援を行う。この支援は、米軍が施設の使用および種々の活動を効果的に行うことを可能とすることを主眼とする。後方地域支援は、主として日本の領域において行われるが、戦闘行動が行われている地域とは一線を画される日本の周囲の公海およびその上空において行われることもあると考えられる。後方地域支援を行うに当たって、日本は、中央政府および地方公共団体が有する権限および能力ならびに民間が有する能力を適切に活用する。自衛隊は、日本の防衛および公共の秩序維持のための任務の遂行と整合を図り、適切に支援を行う 。

(別表)米軍の活動に対する日本の支援
○補給等を目的とする米航空機・船舶による自衛隊施設及び民間空港・港湾の使用
○自衛隊施設及び民間空港・港湾における米国による人員及び物資の積卸しに必要な場所 及び保管施設の確保
○米航空機・船舶による使用のための自衛隊施設及び民間空港・港湾の運用時間の延長
○自衛隊施設及び民間空港・港湾における米航空機・船舶に対する物資(武器・弾薬を除く。)及び燃料・油脂・潤滑油の提供



ユージ問答 1ユージ問答 2ユージ問答 3ユージ問答 4ユージ問答 5
ユージ問答 6ユージ問答 7ユージ問答 8
ピースの調査ノートYUJIのお友達コーナー
INDEXYUJISTORY掲示板 アクション!

※ 各記事のタイトル、及び強調文字などの装飾は、吉田まきこが編集時に付けています。
このページはリンクフリーです。
印刷して配って頂くのも大歓迎です(お友達にFAXして頂くなど、ご自由にご利用下さい)。
停戦委員会HP

Hosted by www.Geocities.ws

1