単位数[Credit]
大学では、自分で取りたいクラスを決めることが出来ます。クラスの単位数は卒業にも関わって来るので、(卒業に要する単位数というのがあります)単位を考えながらクラスを取ることは重要です。
日本の高校や大学でも「単位制」が用いられているので、既にご存知の方もいますよね。例えば「4単位・英語」は「英語の授業が1週間に4時間」です。「1週間に何時間授業があるか」によって「単位数」が決まっています。
「1学期間に●●単位以上取らなくてはいけない」という記載が大学の資料にあります。例えば、「1学期間に12単位以上取らなくてはいけない」と記載してあれば、12単位以下しか取れなかった場合、退学になる可能性があります。それほど、単位は厳しいものなので、注意が必要です。
また「1学期間に●●単位以下までしか取れない」という記載もあります。(大学の資料を見て下さい。)例えば、「1学期間に20単位までしか取れない」と記載されていても、大学アドバイザーと相談すれば、20単位以上取れる場合もあります。
卒業に要する単位については、「理数系クラスは●●単位以上取ること」とか「語学のクラスは●●単位取ること」とか「体育のクラスは●●単位以上取ること」などが大学の資料に記載されていますので、これも注意して見て下さい。
成績[Grade]
アメリカの大学は、ABCDの4段階評価(4ポイント)で成績を付けます。(大学によってはもっと細かく評価をする所もあります。)ポイント数は平均成績値[GPA]を計算するときに使います。
GRADE POINT
A+
A 4.00
A-
B+
B 3.00
B-
C+
C 2.00
C-
D+
D 1.00
D-
F 0.00
単位数が多い科目の成績が良ければ、総合評価[QUALITY POINTS]が上がるので、平均成績値[GPA]も高くなります。
※総合評価[QUALITY POINTS]とは、ポイント[POINT]と単位数[CREDIT]を掛けたものです。例えば、4単位の英語の成績がA(4.00)だとすると4×4=16。1単位の体育の成績がC(2.00)だとすると1×2=2。
学期制[Academic Calender]
アメリカでは、2学期制、3学期制、4学期制があります。(しかし、3学期制と4学期制の大学は、2学期制に移行しつつあります。2学期制の方が長い期間なので、沢山教えられるという先生たちの意見から。)
どの学期から自分の新学期を始めても構わないので、1年に何度も入学申込みの期限があります。(大学によっては、多くて4回、少なくて1回の入学チャンスがあります。)
アメリカの大学の入学式は無く、新入生の初日は「オリエンテーション」から始まります。留学生が多い大学は、留学生だけを集めたオリエンテーションがあります。オリエンテーションでは、大学についての話はもちろん、数学や英語等のテストも用意されています。留学生が多い大学では、留学生用のテストをする学校がありますが、アメリカ人と同様の数学や英語のテストをする大学も多くあります。
2学期制
秋学期[Fall Semester]と春学期[Spring Semester]が主な学期で、夏には短期クラス[Summer Session]がある大学も多くあります。大学によって多少異なりますが、秋学期は8月から12月、春学期は1月から5月、夏短期クラスは5月から7月までにあります。
3学期制
秋学期[Fall Trimester]が9月から11月、冬学期[Winter Trimester]が12月から2月、春学期[Spring Trimester]が3月から5月まであります。
4学期制
秋学期[Fall Quarter]が9月から12月、冬学期[Winter Quarter]が1月から3月、春学期[Spring Quarter]が3月から6月、夏学期[Summer Quarter]が6月から8月まであります。
専攻[Major]
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編入[Transfer]
日本の大学では入学すると専攻科目が変えられないので、「なんだか入ってみたけど違ってた」と言って、退学する人がいます。
アメリカの大学は、専攻科目も変えられますが、学校自体も変えることが出来ます。この編入システムは、留学生にも当てはまります。始めは短大に通っていた私ですが、物足りなくなり、半年で直ぐに大学へ編入しました。授業料の安い大学へ移りたいと、私の大学へ編入してきた人を沢山見ました。
私立・公立は関係ありません。短大から大学へ大学から短大へ知名度が高い大学へ州が違う大学へも編入できます。
1. 現在通っている大学のアドバイザーに相談します。
2. 行きたい学校を下調べします。
3. 希望の学校の入学基準や必須書類を調べます。
4. 自分の単位と比べてどれくらい単位移行が出来るのか調べます。学校によって[Transfer Specialist]という単位を計算してくれる人がいます。[ESL]の単位も移行できるかどうかも調べてみましょう。
5. 実際に学校見学をします。
6. 願書等の必須書類を集めます。
7. 願書などを提出します。
編入をする際に注意すること
編入はいくら簡単だと言っても、幾つか注意しなければならないことがあります。
それまで取った単位が全て移行できるとは限らない。最大単位移行数があります。
学期制の違う学校へ編入すると単位の計算が難しくなる。4学期制から2学期制の移行などの計算方法は学校によって違います。
州が違うところに行くと、単位が全て移行できないかも。州や教育団体が違うと、単位の計算方法も、必須クラスも違います。
編入の定員が決まっている大学もあるため直ぐに編入ができないこともある。編入生の受け入れを制限している学校もあります。
編入生と新入生とでは、願書受け付け期限が違う場合があります。申込みの期限が過ぎると不合格になります。注意です。
日本の大学からの編入
大学によって単位の数え方が違うので、どれ位が移行できるのか、大学それぞれ違います。また、大学によって、最大の単位移行の数が違います。大学へ入学する前に、単位計算をしたい時には、[Transfer Credit]をしてくれる企業に頼むことになります。
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NOV. 29, 2005