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教育の手段
文武多芸


 1.  人格形成

  人間として価値ある人格を造り上げるために、モラルの高い、健全・純粋で高貴な精神を育てる。そのため、次の教育を土台の一部とする。

1) 人 道 教 育: 利己主義的な性格は、人格的な面の成長だけではなく知識、教養上の成長においても幅の狭い人間にしかならない。 他人に関心をもつ隣人博愛の精神造りが結果的には人間の総合的な成長の土台である。 世界中の社会福祉運動やボランテイー活動などの関係者を招待し講演会や視聴覚による説明会等を頻繁に行う。世の為、社会のために貢献した人、模範となる生涯を貫いた人等の伝記を学ばせる。

2)自然愛護教育: 自然環境の中で動植物との交わりを通し、また、自然についての講演及び視聴覚資料等を通し自然愛護の精神を植え付ける。 自然保護や環境保全についての科目や特別プログラムを企画する。
野性動物の飼育を行い、各種植物の豊富に集めた公園や温室植物園、地域の水中環境を再現できる水族館等の設備を用意する。

3) 比較宗教教育:世界の様々な文化と思想にはそれぞれ様々な宗教の影響が土台となっており、それらの宗教を勉強することは文化と思想の原点に帰ることでもある。 一方では同じ国の中で宗教により対立や排除運動が大きな社会問題となり、人権問題から外交問題、国際問題へと進展していくケースが見られる傾向の中で、違った思想、宗教の人間を理解できれば、 そこでの人間関係や社会的共存においても問題が少くなくなる。  またそれ以上に、それぞれの宗教がもっている精神的及び道徳的価値の客観的評価と、それらの宗教が世界中のさまざまな文化に及ぼした建設的影響を理解できることによって人間関係での対応性が高まることである。 そのために、片寄ることなく各宗教の歴史、教理、思想等を敬意の念をもって学ばせる。 しかし一方では宗教を利用したビジネスなどを見抜く冷静な判断能力や、個人の意志や考えを完全にあやつってしまうような悪質な宗教に対する防御訓練も行う。

 2. 国際的視野

1) 語学教育:   本校において各学生は母国語の他に2つの国語を学ばなければならない。民族間の壁、異文化間の隔たりは言葉の障害が基本的な要素であり、多くの言語をこなす人間ほど人種、文化、国境を乗り越えた広い活動ができる。 そのためにLL教室などを完備し、合理的で実践的な語学教育に力を入れる。

2) 交換留学:  世界各地の高校・大学等と協定を結び学生の交換研修を行う。

3) 研修旅行:  ラテンアメリカ諸国はもちろんのこと経済的に可能なかぎり北米、欧州等までの見学旅行、演奏旅行、遠征旅行等を実施させる。

4) 文化活動:  国際色豊かな音楽祭や民族祭等を学生たちに企画させる。

 3. 知的向上心

1) 読書習慣:  読書は人間が生涯を通し教養と知識を広げていく上で基本的な要素であるが、この読書力を学生時代(形成期)に植え付けることが重要である。そのために図書館の充実と、各授業における読書の習慣づけを図る。(例:宿題として月1冊読書し概要及び感想レポートを提出するなど)

2) 研究心:  自分が興味をもったものを研究し、追及する精神を植え付けるために「テーマ研究」の宿題を与え、研究心と調査能力等を育てる。

 4. リーダーシップの育成

  職場環境やクラブ活動等において責任の分担を指導し、立て横の関係 (先輩後輩の関係)や責任者としてのリーダーシップの教育を促す。

 指導者の要素を持つ者には、カーネギー方式の各種指導者養成講習等を企画する。
 中学部、高校部、大学各学部にそれぞれ学生会を育てて自主的で民主的な組織活動を促し、学校の行事企画や内部問題討議等への参加をさせる。

 5. 創造性・思考力の育成

1)はっきりとした自分の考えをもつ一方、他人の考えを客観的に理解でき、他者の主義・思想を尊重できる寛容性を育てる。 そのために、考えについての発表会や意見交換会などを設ける。

2)広い好奇心を育て、発言、自己表現が自由にできる環境をつくる。 そのため音楽、 文学、演劇、美術等のクラブ活動や研究会、交換会等のサークル活動を奨励する。

3)各クラスにおいてデイスカッションの時間をできるだけ設ける。

4)各授業において生徒のレベルに合った研究課題を与え、作成指導をする。

5)アイデアや発明、改善案等のコンクールを企画する。


 6. 情緒教育

1)著名な音楽家や楽団を招待し、リサイタルやコンサート等を開く。

2)絵画・彫刻等の展示会、鑑賞会等を企画する。

3)各国、各文化の代表的詩、代表文学、伝統などへ馴染ませる。

 7. 活動性、開拓精神、不屈精神

 
体育系クラブや学生自治会等の活発な活動を通してこれらの精神を養う。 広範囲な活動を持たせ、高い目標、大きなチャレンジを与える等して能力的に限界一杯の発達を図る。

 8. 個性教育、信念・意志の強い人間造り

  
 勉学、仕事及びクラブ活動をさせる上で個性をよく考慮しそれを伸ばすことのできる指導をする。 独特な考え、習慣、個性的な趣味、感覚を尊重する。

 考え方の尊重、信念・信仰の尊重を全教育の過程において応用し、各自のもっているものに自信をつけさせる。

 9. 情報処理の応用技術

 コンピューターが発達し、あらゆる分野において応用されていることから、これからの仕事の基本的道具としてコンピューター操作を基本科目に取り入れる。そしてパソコンを最大限に活用した授業の工夫を奨励する。(実用化ものには内部特許で手当て支給)



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