さて、覚えることが続いていますが、糖もこれで最後なので頑張ってください。
糖の仲間で、日常お世話になっている物で、まだ登場していないものがります。
「セルロース」、早い話が「紙」も、糖の仲間なんです。
セルロースは、デンプンが、グルコース(ブドウ糖)が数千、数万分子繋がってできているように、同じくグルコース(ブドウ糖)が数千、数万分子繋がってできたものです。しかし違うのは、デンプンはαグルコースが縮重合しているのに対して、スクロースはβグルコースが縮重合したものなんです。
たったそれだけの違いなんですが、「セルロース(紙)」と「デンプン」という「全然違うもの」になるんですよ。
と、「セルロース(紙)」や「デンプン」のように、単糖類が無数に繋がりあってできた糖のことを、「多糖類」と言います。
受験で関係する多糖類って言ったら、この二種類くらいでしょうけどね。
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以上で、糖に関しての大筋はおしまいです。
問題集を使って、知識を整理して下さいね。
では、次のテーマに進みましょう。
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