デンプン

スターチ


「ブドウ糖」「麦芽糖」は分かりました。

テンプン →(口)→ 麦芽糖 →(胃)→ ブドウ糖

では、もともとの「デンプン」って何でしょう?

(デンプンは「スターチ」とも言います)

実は、ブドウ糖がいっぱい(数千〜数万個位)繋がった物です。

デンプンの様に、糖がいっぱい繋がったタイプの糖を「多糖類」と言います。

繋ぎ方は、ブドウ糖から麦芽糖を作った「脱水縮合」と同じです。

ですから、「デンプン→麦芽糖→ブドウ糖」という「消化」は、どの段階も「加水分解」なんです。

この加水分解を起こすのは、試験管でやるなら酸触媒を使えば良いのですが、体内では、消化酵素「アミラーゼ」を使います。

アミラーゼは、「デンプン→麦芽糖」の反応は起こしますが、「麦芽糖→ブドウ糖」の反応は起こしません。「麦芽糖→ブドウ糖」をするためには、「マルターゼ」が必要です。

一方、酸触媒なら「デンプン→麦芽糖」も「麦芽糖→ブドウ糖」も起こします。


デンプンの性質

  1. デキストリン

  2. アミロース・アミロペクチン

  3. ヨウ素デンプン反応

  4. 還元性はない

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