中学理科との関係


身近な糖

さて、糖に関しては、中学校の理科でも結構詳しく勉強しました。その事を簡単に振り返ってみましょう。

「糖」は五大栄養素の一つ、「炭水化物」に関係があるのでした。

炭水化物と言えば、パンやゴハン(御米)に含まれています。

炭水化物、まぁ平たく言えば、「デンプン」ですね。デンプンはどうやって、消化吸収されるのでしたっけ?

テンプン →(口)→ 麦芽糖 →(胃)→ ブドウ糖

デンプンは口の中で、唾液に含まれるアミロースという消化酵素で消化されて、麦芽糖になります。麦芽糖は胃に運ばれて、マルトースという消化酵素でブドウ糖になり、これが小腸の柔突起で体内に取り込まれるのでした。

ここまでは、中学校レベルですね。

ところで、「消化」って何? 「麦芽糖」って何? 「ブドウ糖」って何?

これを扱うのが、大学受験化学です。

ではまず、構造が簡単な「ブドウ糖」の話から、具体的にやってみましょう。

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