エステル3

エステルの一般論


最初のページで、エステルとは「酸のOHをORで置換した化合物」と書きましたが、そのそのままで説明すると難しいので、カルボン酸とアルコールからを生じるケースだけで説明していました。

ま、一番重要なのはその場合ですが、他のケースもあるので、それについて説明しましょう。

要は−OHを持っている酸なら、カルボン酸でなくても結構なんです。じゃぁカルボン酸以外で−OHを持っている酸はあるかな〜と思えば、例えば硫酸があります。

例えばこれと、n-ラウリルアルコール:C1123OHを混ぜて、エステル化してみますと、

硫酸水素ラウリルが生じます。これも「酸のOHをORで置換した化合物」を満たしますので、エステルです。(硫酸水素ラウリルはココ参照

一応、気に留めておいて下さい。


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