- ラテンアメリカのお国案内 -

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南米の都アルゼンチン

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目次


アルゼンチン国一般情報

 1.アルゼンチン概要
 2.基礎データー
 3.経済
 4.社会の特徴
 5.歴史
 6.アルゼンチン人
 7.関係リンク


アルゼンチンの魅力

 1.アルゼンチン美人
 2.ガウチョ文化
 3.伝統文化:フォルクローレ
 4.開拓者たち
 5.英雄、有名人

アルゼンチンの報道

 1. らぷらた報知
 2. La Nacion
 3. Clarin
 4. El Cronista
 

アルゼンチン関係サイト

 1. ラテンマニュアル
 2. Gambateando Argentinos



  ご意見・ご質問などは
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アルゼンチン概要


南米の都と呼ばれたブエノスアイレス



 中南米を旅行してアルゼンチンに入るとまた途上国から先進国へ戻ったような錯覚に襲われます。 南米においてここにはまるで伝統的なヨーロッパの文化がそのまま移植されたような国です。

 アルゼンチンは、日本の約7.5倍の面積に(277万9221平方キロ)、3千6百万人の人口を抱える 人口密度1平方キロメートルに13人という、豊かな国土に恵まれた大陸感覚の国です。ここは、 ヨーロッパ中から渡ってきた移民たちが築いた安楽の地です。

 ここで驚かされるのは、南米大陸の様々な自然形態が揃っているということです。 湿気の多い亜熱帯ジャングルから、乾燥した大平原、そびえたつアンデス山脈、そして年中氷に閉ざ された氷河の世界まで、南北3700kmは旅人が踏みしめる一歩一歩に異なった感動の風景を与えてくれ ます。そしてそれらの多様な環境の中にヨーロッパ人たちによって持ち込まれた400年前の西洋文化が、 この広い国土を占領し、南米のほかの国とは異なった文化圏を築いたのです。


1.「パンパ」:アルゼンチン産業の舞台

 アルゼンチンは、北部に肥沃な森林地帯を持ち、西部には灌漑農業を発達させたアンデス山脈が ありますが、しかしアルゼンチン経済の中心的戦場とは、中央部を占める、世界でも有数の穀物生産地 となったパンパの大平野があります。

 このパンパは車で何時間走っても景色が変わらない大平野で、以前は牛だけが見かけられる牧場地帯 でしたが、その後穀物生産にシフトが移り、今では小麦や大豆などが延々と見かけられる穀物地帯と なり、アルゼンチンを農業国として成長させた重要な地域です。


2.ヨーロッパ型都市の文化圏


 アルゼンチンを訪れた人々は、アルゼンチンが南米のイメージよりはるかにヨーロッパ的である ことに驚きます。特に首都のブエノスアイレスは、「南米のパリ」と呼ばれるヨーロッパ的都市です。 この国の人口の97%はヨーロッパ系(スペイン系、イタリア系、フランス系、ドイツ系からあらゆる ヨーロッパの移民が入っている)で、教育水準、文化水準は高く、ノーベル賞受賞者が5名(医学賞 2名、平和賞2名、科学賞1名)も出ており、芸術分野でも、ヨーロッパでも通用する文学者や画家、 音楽家の数が多く、一般人にも世界文学やクラシック音楽を親しむ人が多いのには驚かされます。 アルゼンチン独特のタンゴやサンバ、そしてフォルクローレなどもヨーロッパ的な上品さと完成度の 高さが見受けられます。クラシック音楽を楽しむ風習のためにアルゼンチンだけで45の本格的な劇場 があります。中でもコロン劇場は、パリのオペラ座、ミラノのスカラ座と並び世界の三大劇場のひとつ となっています。

3.「パタゴニア」:アルゼンチン観光の目玉

パタゴニアはアルゼンチンの南半分、ここだけで日本の2.5倍の広さの85万km2もあるが、人口は 僅か50万人の荒涼たる大地です。一年の大半は烈風が吹きすさぶ厳しい自然であるが、羊毛の一大 産地であり、コモドーロ・リバダビア付近はアルゼンチン最大の油田地帯でもあります。なお、パタゴ ニアの南部はティエラ・デル・フエゴ(スペイン語で「炎の大地」)とも言われているが、これは1520 年にマゼランが海峡を通過したとき、陸地のあちこちに夜火(噴出ガスの燃える火)が見えたためだ そうです。ここパタゴニアで世界的に観光スポットとして有名になっているのに、南部のマゼラン海峡 からみる大氷河があります。

 


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