コックさんの帽子は何故あんなに高いのか

コックさんがかぶっているあの背が高い帽子、正式名称はトックブランシュといいます。
あのトンクブランシュを一番最初にかぶったのは十八世紀の料理人、アントナン・カーレムさんだそうです。
その理由はある日自分のレストランに来たお客さんが、背の高い帽子をかぶっていてこれが非常にカッコ良かったそうです。
アントナンさんはマネして厨房で似たような帽子をかぶるようになりました。
今のようにもっと高くなったのは身長の悩みにあったようです。オーギュスト・エスコフェさんという名フランス料理人がいたのですが、彼の悩みはかなりのチビという事。
そのコンプレックスをカバーする為に帽子はどんどん高くなっていきました。
つまりは名料理人もカッコは気になったという訳ですね。

This article was updated on May 26, 2022