アメリカン・コレクティブル
私のコレクションノート 9.

ハンディサイズ、しっかりとしたハードカバー♪

Dedicated to all men,women,and children who love to cook in PYREX ware
PYREX Prize Recipes
“パイレックス 完全レシピ”

ソースパンの表紙がパッと目に留まったこの本はアンティークショップで発見。
昔のお料理本でOld PyrexやFirekingなどがさりげなく使われていることがありますが、こちらは、
パイレックスユーザーからの強い要望に応えて、1953年にNYのグレイストーンプレスから発刊され
た“パイレックスで作るレシピ集”。製造元であるコーニング・グラス・ワークスが監修、掲載されて
いるレシピは全てパイレックスの商品実験用キッチンでテスト済み!というお墨付きです。
使用上の注意なども載っていたのでいくつかご紹介。FAQのページと合わせてごらんください。

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お湯やお茶だけでなく・・・パスタソースまで! あなたの“パイレックスが好きなワケ”は・・・?
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洗うのがラク!汚れやにおいが付かないところ。
A何年使ってもきれいなままであること。
B安価であること。
C熱が伝わりやすいため、すぐに料理が出来る。ガスなどの燃料もセーブでき、とても
 経済的!
Dガラス製品では信頼性のあるコーニング・グラス・ワークスが作っていること。
E冷蔵庫からそのままオーブン、テーブル、そしてまた冷蔵庫へ。お皿を洗う手間も省
 けること。

abc's PYREX WARE CARE (一部抜粋)
・濡れているところ(部分)に熱いウェアを置かないこと。シミの原因になる。
・フレームウェアは絶対空焚きしないこと。揚げ物にも使用しないこと。
・ソースなど作る際、液体を注ぎ入れるときは、ウェアを少しさましてから。
・ベイキングウェアを使うとき、油を塗っておくと洗うのもラク。(ハンドル、リッド部分にも)
・洗うときは洗剤とお湯で。研磨剤は絶対に使用しないこと。
・熱くなったウェアは乾いた布で扱う。濡れたものだとシミの原因になる。
・フレームウェアのケア:硬水による白っぽい汚れは、半分くらいの水に2テーブルスプー
 ンの酢を加えて2〜3分煮沸させたあと、洗剤とお湯で洗うとよい。
・パイレックスは冷凍庫からダイレクトに予熱したオーブンに入れられる。
・パイレックスは熱の伝わりが早いので、オーブンに入れる際は、料理本に載っている温
 度より、25F度(約4℃)低めにするといい。・・・etc.

 
私のも使いながら出来たシミ、あります。<でも何だか嬉しかったりする。笑
←大きすぎて出番が少なめ?の9cupパーコレーターも、じゃんじゃん使えそう!
↑フルーツジュース、スパゲッティソース、スー
プ、たまごを茹でたり・・使い方はいろいろ!
コーン、アスパラガス、ソーセージ・・・真ん中はお素麺!?
↑ポンプとバスケットを外すと・・パーコレーター
も多くの“才能”を発揮する!(本書より)
バナナ・ナッツ・ブレッドのページ。→
おなじみのリフセットでサーブ。イエローリフで作ったブレッドはリッドをプレートにして。
数日間しっとりさを保つために、リッドをして冷蔵庫に・・・とも書いてあります。
下は左から、ツナヌードルベイクとコールスローのサラダ、子羊のウィーン風カツレツ、
サーモンライス・キャセロールwithチーズソース。う〜ん、どれもおいしそう!

その他パーコレーターを使ってのコーヒー、ココアなどから、ポンプとバスケットを外して
煮沸するコーヒーの作り方・・・も載っています。

リッドをプレートに!早速マネしちゃおうっ♪
ツナヌードルベイク&コールスロー子羊のウィーン風カツレツ・・・ウマそー!!サーモンライス・キャセロール

ダイナミックな作り方と大きさ!?笑 ←ボウルで作るケーキのページ。その名も『Angel-food-cake“in a hurry”』
この上に、ダブルボイラーで作るストロベリー・フロスティング・ホイップをたっぷりかけて・・。

ハンディサイズでページ数は130。飲み物、パン、ケーキ、ブラウニー、デザート、エッグ&
チーズ、パイ、サラダ、シーフード、シチュー&スープ、ベジタブル・・・のコンテンツに分かれ
ています。レトロで“絵のような”写真もどこか新鮮♪ テーブルやキッチンのコーディネイト
では、さりげなく?カラーボウルが鉢カバー、花瓶(生け花風)に使われていたりして、ちょ
っと驚き。(笑)
また、前の持ち主のものと思われる、べイクドアップル・レシピの切り抜きもそのまま挟んで
ありました。(こちらもカラーでとってもかわいいのです)

もちろん当時はまだ「Old Pyrex」とはよばれてなかった時代。<これまた新鮮!
この本で、ますます“オールドパイレックス”の大ファンになってしまった私です。

PYREX Prize Recipes/Graystone Press, New York ($2.50/$10購入)
本の表紙、背表紙はこんな感じ


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2001-8-26
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