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ブラジルに現れた新たな世界の食料生産拠点




 ブラジルの中央北部に位置するトカンチンス州は、総面積約28万平方キロメートル(本州と九州をあわせたほどの広さ)に人口が115万人の州です。この州は、ブラジルのセラードと呼ばれる中央乾燥高原地域のゴイアス州に属する一部の未開地が1988年に切り離されて独立したもので、州として独自の行政体制や政策を作り、州都となる都市計画と州全体の地域開発計画が始められてなんとまだ16年しかたっていない、本当に若い州です。

 そして、州政府所在地となるパルマスは、人が住んでいなかった平原地帯が選ばれて合理的な近代都市がデザインされ、建設が開始されたのが1989年で、それが町らしく整ったのが1996年なので、まだ出来上がって8年しかたっていない超新しい都市なのです。
 そのため、町並みはまだ新しく、州政府関係者やそこに住む人間たちも意欲が感じられ、経済成長率も年間25%とブラジルではトップにたつ州です。

 この州はもともと牧畜地帯だったので、主要産業は現在でも畜産がメインで7百万頭の肉牛がおり、ヨーロッパなどに輸出されています。しかし、敷地の60%は農業に適した土壌で、大豆生産が始まり大きな収益を上げて地域が潤いだしたこともあり、州政府は現在、近代化農業によって世界でも有数な食物生産拠点となることを目標に海外からの投資参加を奨励しています。




まだ出来たばかりを感じさせるトカンチンス州の首都パルマスの町並み。3番目の列の写真は国際空港と市内目抜き通りの夜景


パルマスの都市計画スタート時と、出来上がった1996年の時の写真


海はなくてもアマゾン河の支流トカンチンス河がパルマスの横を流れ、市民が楽しめるきれいなビーチがある。



ブラジルは全世界2位の大豆生産国。トカンチンスは大豆生産を始めたことから急激に成長し、現在ブラジル一の経済成長率を誇る。


広い地域を道路と鉄道が交差する


 
トカンチンス州には、荒野の中に見事に突き出た高地がある「ジャラポン荒野」が自然観光地の名所として有名である。



  
左写真:州知事マルセロ・ミランダ(左端)の政策発表、右写真:投資企業グループの知事への表敬訪問。

  
左写真:牛飼い祭りでのカーボーイたちの行進、右写真:知事と畜産連盟の代表。

  
左写真:トカンチンスの大学卒業式、右写真:パルマスのカーニバル。




 このサイトは、ラテンアメリカ開発支援ネットの代表調査員が、日本の将来をまもることに通じる投資事業先の発掘調査の一環で訪問した、ブラジルで一番新しい州の情報です。
 まだ実質10年位しかたっていない州ですが、州政府及び、パルマス市等の州知事から市長、そして開発当局、観光当局等の関係者は並べて意欲的地域の発展に夢と希望と未来を求めてエネルギッシュに取り組んでいるという印象を受けました。

 特に今この地域において目玉産業となっている大豆の生産も日本のセラード開発プロジェクトの一環で始まったため、日本への期待と信頼は大きく、日本人の企業設立や、農業投資などを優遇する特典を設けていました。この地域には日本語を話す日系人たちもおり、日本人の事業投資への条件は恵まれたものがあると言えましょう。あとは誠実で信頼できるパートナーを見つけることが一番大事なことだと思われます。私たちラテンアメリカ開発支援ネットはこのような進出事業をサポートするために設立いたしましたので、ぜひご利用いただき、南米にある無限の可能性を活かしていただきたいと思います。気楽になんでもご相談ください。
 このサイトのデーターや写真は州及び市の広報資料から許可をもらって使っています。

【トカンチンス州政府OFFICIAL SITE】



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