夜明けの街で

作家東野圭吾が描く「不倫」をテーマにした物語。

自分も男なので、不倫願望というものが0%ではありません。
きれいで性格の良い女性に出会うと、食事に誘ってみたくなる衝動に駆られます。
そして、その先の展開まで妄想してしまうことも。。。

そんな願望から手に取った本ですが、この「夜明けの街で」を読んだ瞬間、そんな変な願望は持つべきものではないと認識させられました。

不倫というものは、最初は楽しいかもしれませんが、所詮その相手とは結ばれず、終わりの見える恋愛です。
初めから別れが見える恋愛、さらには発覚した時の状況を考えると、考えが180度変わってきました。

不倫画策中のサラリーマンにおすすめの1冊です。
不倫は小説の中だけで楽しむようにしましょう。

This article was updated on May 30, 2022