奈良県の法隆寺へ行ってきました

先日、奈良の法隆寺に行ってきました。
法隆寺には、日本最古の木造建造物があります。今から約1400年前のものです。

そこで、ガイドの方に聞いて驚いた事は、法隆寺のあちらこちらに、ありとあらゆるお寺を守る為の工夫がされているという事です。ガイドの方に指さされてお寺の柱を見ると、木の柱の腐りかけた部分等が、実に細かく修復されています。又、古い故に雨戸を持たない本殿等は、二階の瓦から落ちる雨水で一階部分の屋根が痛んでしまうのを防ぐ為に、そこだけ瓦が二重に敷かれているのでした。

今の時代は、壊れたり、ちょっと気に入らなくなったという理由で、簡単に物を捨て、新しい物を買ってしまう時代です。特に、日本人に限った事ではないかもしれませんが、流行り廃りに若い人は敏感です。

今持っている品々を、工夫して愛用するという事、物を大切にするという事を学びました。

This article was updated on May 26, 2022