「ニンヒドリン溶液を加えると青紫に発色する」というタンパク質検出反応を、「ニンヒドリン反応」と言う訳ですが、タンパク質の検出反応はどれもそうです が、タンパク質そのものを検出する訳ではないです。
ニンヒドリン反応の場合は、アミノ酸を検出します。タンパク質はアミノ酸で出来ていますから、ニンヒドリン溶液はタンパク質にも反応します。
ニンヒドリン溶液に関しては、知らなくていいです。
が、全く説明しないと、納得してもらえないと思いますので、簡単に説明しておきましょう。
「ニンヒドリン」は物質名です。右に、「ニンヒドリン」の構造を描いておきますね。(知らなくていいですよ)
これがアミノ酸と、複雑な反応を起こして、色が出るんですね。