フッ素

ハロゲン


常温で青緑色の気体。有毒。化学活性は非常に大きい。

電気陰性度は4.0で、全元素の中でもっとも大きい。

フッ化水素(HF)が重要。

最近は「歯に良い」と話題になっている。

ハロゲン化銀で唯一水溶性なのがAgF。

天然には蛍石(CaF4)として存在するので、 濃硫酸をかけて発生させる。

CaF2+H2SO4  CaSO4+ 2HF

氷晶石(Na2AlF6)に関連。

HF:フッ化水素

沸点は19.4度で、それ以下では無色の液体。

ハロゲン化水素酸で唯一、弱酸。(他は強酸)詳しくはココ参照。

ガラスSiO2を溶かす性質があるので、「すりガラス」を作るのに使う。

6HF + SiO2 → H2SiF6 + 2H2

また、セラミックとも反応するので、加工に用いる。

CaF2に濃硫酸を加えて加熱し 生成する。

フッ素の電気陰性度のため、極性分子になる。

そのため水素結合で分子同士がつながり、みみかけの分子量が大きくなり、分子量の割に 沸点が高い。


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